M001 スチールファンデーション
標準仕様のスチールファンデーションは、地中に埋めるだけで500kgの引き抜き抵抗が発生します。このシンプルな設置方法により、コスト低減が図れ、移設、撤去も低コストで済みます。(特許製品)
理想的なあそび場とは、一体なんだろう? 私たちは、日々考え続けています。これまでボーネルンドグループが日本全国につくり上げたあそび場は、1,000ヵ所以上。そのどれをとっても同じものはありませんが、共通して大事にしていることがあります。それは、
ということです。安全であることは大前提ですが、安全なだけの環境は、本来の「あそび場」の役割を果たせないと考えています。 子どもたちが自由に遊ぶ場を一つでも増やすために。そしてそれは、子どもの目線に立って、そして科学的に子どもの行動と心理を研究して作られた遊具を使うこと。さらに、そのことを熟知した設計者が、それが最大限に生きるための環境を作りだすことでしか、優れたあそび場は生まれないと考えています。 そのために、時には時間をかけて、皆様の理想のあそび場を実現したいと考えています。
遊具は360°ぐるりとアクセスできることで、そめてその機能をはたすという考えから、ただ端に追いやることはしない。
多目的に使える広場、遊具で遊びこめるゾーン、そして狭く探検ができるゾーンと、多様性に富んだ場が融合していることで、子どものあそびの欲求が満たされる。
ビオトープをはじめ自然を残すことで、四季の移り変わりを当たり前のように感じられる空間。草むらに入れば朝露でクツが濡れ、乾いた砂地では砂埃が立つ、そんな経験が子どもに言葉では伝えられない経験を与えてくれる。
全身を使うあそびから少し離れて、お話をしたり、自分のペースを整えたりする場を設ける。
子どもの発達段階や身体能力により、明確にあそびの機能と難易度がゾーンによって分かれている。
遊具、砂、草花、土、石など、一つの空間の中で多様な素材に触れることができる。
送り迎えの保護者は子どもが遊んでいる姿を眺めたり、先生と会話したり、さらに子どもたちが外で食事をとったりと、有機的にその機能を変えられるゾーンを設ける。
園舎から眺めたときに、手前には低めの遊具があり、奥に行くほど背の高い遊具や木々、さらにはその背景に山々が見える風景を望むことができる。
あそび場が設定される場所は、その対象と目的を明確にし、個々の条件により優先順位を決める必要があります。コンパンプレイスケープでは、以下をあそび場の基本的条件と考えています。
子どものあそびに関する専門知識に基づいている。
遊具、配置、地表面等の安全性、 遊び場自体の安全性=道路状況等周囲の環境との関連。
周囲の大人の目が届く状況を設定し、 定期的に責任管理者により危険な状況を除く。
子どもが遊ぶことを想定した場は、スペースが許される限り、あそび場の対象と目的に従って発達段階別にゾーニングを行うことをおすすめします。 各ゾーンは完全に分離せず、枝通路や植裁等で心理的分離を図り、活発に動く子どもとハイハイ、ヨチヨチの子どもがぶつかったりしない程度の分離をすることで、小さな子どもは大きな子どもの行動から多くのことを学ぶことができます。 例えば、幼稚園の園庭など対象が限定される場合は、3歳くらいまでの年少ゾーン、4歳からの年長ゾーンなどと、できるだけ分けて設定すると良いでしょう。 子どもたちだけではなく、大人やシニア世代も利用することが想定される公園など、あらゆる世代が利用する場もご提案しています。ぜひご相談ください。
標準仕様のスチールファンデーションは、地中に埋めるだけで500kgの引き抜き抵抗が発生します。このシンプルな設置方法により、コスト低減が図れ、移設、撤去も低コストで済みます。(特許製品)
床に直接アンカーで固定する場合は、このM004スチールフィッティングを使用します。床材によりアンカーボルトの種類が異なりますので、ご発注の際に専門家によるボルトの指定を受けて下さい。ご指定のない限り、コンクリート用アンカーボルト仕様で納品いたします。
4本の鉄脚をあらかじめコンクリートに埋め込んでおくことで、必要に応じて上部スプリングが脱着できます。
屋外設置の場合は、コンパンが独自に開発したM001スチールファンデーションが標準仕様となります。この場合65cm角、42cmの深さの穴を掘り、スプリング遊具の座面が水平になるように設置して穴を埋め、戻します。 埋め戻しのみの設置で、固定しません。コンクリートでスチールファンデーションを固めると、揺動時の力が地中に逃げず、スプリングの強度が著しく低下します。
遊具を設置する地表面は、コンクリートやアスファルトなどがむき出しの状態にするべきではありません。このページでご紹介しているいずれの設置方法においても、砂や豆じゃり、ゴムタイル等のクッション材を使用し、子どもの万が一の落下に備えてください。
スチール製のすべり台は、日中の日差しによって熱くなり、やけどの原因となる場合があります。日差しが当たる場所に設置する場合は、ポリエチレン素材製のすべり台の導入や、日除けの設置、UVカット塗装の使用がおすすめです。
設置場所によっては、安全柵が必要となる場合があります。
遊具ごとの設置方法を示す標準施工図面を用意しております。担当営業までご連絡ください。